仕事より家庭を優先するのは無責任?本当に考えるべきこととは?

仕事と家庭

「仕事より家庭を優先したい」

そう思ったとき、

本当にそう思っていいのか?と、

どこかで罪悪感を持ってしまうことはありませんか?

本当は家族との時間を大切にしたい。

子どものために仕事を調整したい。

家庭の事情があるから、早く帰りたい。

 

でもその一方で、

「会社に迷惑をかけるのではないか」

「仕事をセーブすると無責任だと思われるのではないか」

「周りの人が残っているのに早く帰ることに後ろめたさがある」

「家庭優先にするとキャリアが止まるのではないか」

そんな不安も出てくる。

家族を大切にしたい。

でも、仕事も適当にしたいわけではない。

家族で食べていくには収入も必要。

会社や同僚にも迷惑をかけたくない。

そう考えるほど、家庭を優先したい気持ちにブレーキがかかってしまうことがあります。

 

でも、最初に伝えたいことがあります。

家庭を優先したいと思うこと”自体”は、無責任ではありません。

本当に考えるべきなのは、

仕事か家庭かのどちらを捨てるかではなく、

家庭も収入も守れる仕組みをどう作るかなのです。

仕事より家庭を優先したいと思うのは無責任なのか

仕事より家庭を優先したい。

そう思う自分の考えは甘い、と感じる人もいるかもしれません。

特に、真面目に働いてきた人ほどそうです。

職場で任されている仕事がある。

自分が抜けると誰かが代わりにやらなければならない。

同僚や先輩、上司に負担がかかるかもしれない。

 

そう考えると、家庭を優先することに後ろめたさを感じると思います。

でも、家庭を優先したいと思うことと、仕事を軽く見ることは違いますよね。

家族との時間を大切にしたい。

子どもの成長を見守りたい。

配偶者を支えたい。

家庭を守りたい。

これらは、無責任な気持ちではありません。

むしろ、大切なものを守ろうとしている責任感から出てくるものです。

 

問題は、家庭を優先したいと思うことではありません。

家庭を優先するために、何を整理し、どんな働き方、

強いてはどんな人生を選ぶかです。

私も家庭を優先することに罪悪感があった

私自身も、家庭を優先することに罪悪感がありました。

もちろん育休や時短勤務などは、正当な権利です。

家庭の事情に応じて働き方を調整することも、本来はおかしなことではありません。

そして、そこを調整するのは会社の役割でもあります。

頭では分かっていました。

分かっていたつもりだったんです。

 

でも、現実には自分の仕事を代わってくれる人がいます。

自分が抜けた分を誰かが引き受けてくれる。

こう考えると、

実際に仕事をセーブするときに罪悪感を感じました。

 

さらに、同僚や先輩、上司からどう見られるのかも気になりました。

幸いにも私の周りは本当に優しい人たちばかりでした。

理解してくれる人も多かったです。

それは本当にありがたいことでした。

 

でも、逆に優しい人たちばかりだったからこそ

その分、申し訳なさも感じていました。

「自分の分まで誰かがやってくれている」

「迷惑をかけているのではないか」

そう考えると、家庭を優先する判断をしていても、

心のどこかで引っかかるものがありました。

それでも家庭を優先しなければならない時はある

「産後の恨みは一生」

という言葉があるように、

それでも、家庭を優先しなければならない時があります。

私の場合は、妻の体調不良が大きなきっかけでした。

このままの働き方を続けていたら、

妻が苦しい思いをする、

そして、遅かれ早かれ

家庭が大変なことになる。

そう感じました。

 

仕事がどうでもよかったわけではありません。

会社に迷惑をかけたいわけでもありません。

任された仕事を投げ出したかったわけでもありません。

でも、家庭が崩れてしまったら元も子もないです。

家族の土台が揺らいでいるのに、仕事だけを優先し続けることはできませんでした。

家庭は、自分の人生の土台です。

家族の安心があってこそ、仕事にも向き合えます。

だからこそ、家庭を守る判断が必要な時があります。

私は考え抜いた末、

仕事をセーブして家庭の方に時間や力を注ぐと判断しました。

今になってもこの判断には、何も後悔はありません。

良い判断をしたなと過去の自分を褒めてあげたいと感じています。

家庭を優先することと、仕事を雑にすることは違う

ここで大切なのは、

家庭を優先することと、仕事を雑にすることは違うということです。

家庭を優先したいからといって、仕事を適当にしていいわけでは決してありません。

 

会社での仕事を雑にする。

約束を守らない。

連絡をしない。

引き継ぎをしない。

周りへの配慮をしない。

そして、権利のみを主張する。

これでは、家庭優先という言葉がただの言い訳になってしまいます。

本当に家庭を大切にするなら、仕事を雑にしていいわけではありません。

むしろ、限られた時間の中で、何を守るべきかを整理し、

責任を果たす意識が必要と言えると思います。

 

できる範囲で仕事には力を入れる。

必要な連絡はする。

引き継ぎをする。

守るべき責任は守る。

そのうえで、家庭のために、

働き方を調整する。

これがとても大切です。

家庭を優先することは、

仕事から逃げることや放棄することではありません。

自分の責任の取り方を見直すことなのです。

家庭を優先したい人ほど罪悪感を持ちやすい理由

家庭を優先したい人ほど、罪悪感を持ちやすいことがあります。

なぜなら、

本当は仕事も頑張りたい

自分が受け持っている仕事の責任を果たしたい

同僚や上司にも迷惑をかけたくない

と、思っているからです。

 

それでも、家族との時間も同じくらい大切にしたい。

そう思う人ほど、葛藤します。

家庭も大切。

仕事も大切。

どちらも大切だから、悩むのです。

 

仕事が嫌だから家庭を優先したい。

会社のことなんてどうでもいい。

そう思っているなら、罪悪感はあまり出ないかもしれません。

 

家庭を優先したい気持ちに罪悪感が出るのは、

仕事を軽く見ているからではありません。

むしろ、仕事にも真面目に向き合ってきたからこそ、申し訳なさが出るのです。

だから、こんなことを思っていいのか、などと

自分を責めすぎないでください。

その罪悪感は、あなたが無責任だから出ているのではなく、

仕事にも家庭にも責任を感じて出ているものだからです。

家庭を優先する働き方は逃げではなく戦略

もう一度言います。

家庭を大切にすることは、逃げではありません

家庭を優先する働き方は、人生の土台を守るための大きな戦略の1つです。

私自身、家庭を優先したことで良かったことがあります。

 

まず、夫婦間の信頼関係が深まりました。

妻にとっても、本当にありがたかったようです。

「この人は家庭を一緒に守ってくれる」

そう感じてもらえたことは、とても大きかったと思います。

 

子どもたちとの時間も増えました。

子どもの身長や体重、

増えた言葉の数、

興味、

何が好きか、

この月齢の成長の様子、

幼保育園、学校でのイベント、

などなど

すべて把握できるようになります。

 

家のことにも深く関わるようになりました。

炊事洗濯掃除などなど

結果として、育児能力も家事能力もかなり高まりました。

これは、家庭を優先したからこそ得られたものです。

 

家庭に向き合うことは、仕事から逃げることではありません。

家族との信頼関係を作ること。

生活の土台を整えること。

親として、

配偶者として、

1人の人間として、

自分の役割に向き合うこと。

人生における大切な仕事だと感じています。

家庭を優先しながら責任を果たすためにやるべきこと

家庭を優先しながら、仕事の責任も果たすためには、

感情だけで決めるのではなく、整理が必要です。

 

まず考えたいのは、必要な収入です。

家族が生活するために、どれくらいの収入が必要なのか。

最低限必要な金額はいくらなのか。

貯金や余裕を持つにはいくら必要なのか。

ここが分からないまま家庭を優先しようとすると、不安がつきまといます。

 

次に、必要な家族時間です。

家族とどれくらいの時間を過ごしたいのか。

子どものどんな時間に関わりたいのか。

配偶者をどう支えたいのか。

家庭にとって本当に必要な時間を考えることが大切です。

 

そして、仕事で守るべき責任を整理します。

絶対に自分がやるべきことは何か。

引き継げることは何か。

早めに相談すべきことは何か。

ここを曖昧にしないことが、周りへの誠実さにもつながります。

 

さらに、減らせる仕事も考えます。

全部を抱え続ける必要はないということです。

自分でなくてもできること。

今すぐやらなくてもいいこと。

頼れること。

それらを整理することで、家庭に使える余白が生まれます。

 

最後に、増やせる収入の選択肢も考えます。

家庭を優先することは、収入を諦めることではありません。

会社だけに収入を依存しない方法もあります。

副業。

在宅ワーク。

スキル販売。

物販。

情報発信。

投資。

いろいろな方法があります。

今すぐ大きく変える必要はありませんが、

家庭を優先しながら収入を守るには、

現状のままではない選択肢も知っておくことが大切です。

家庭も収入も守れる形を考えていい

家庭優先と収入確保は、必ずどちらか一方しか選べないものではありません。

やり方次第で、両方を取ることは可能です。

 

もちろん、簡単にすぐ理想の状態になるわけではありません。

働き方を見直すには時間もかかります。

収入の作り方を変えるには学ぶこともあります。

でも、

「家庭を優先したいなら収入は諦めるしかない」

「収入を守りたいなら家庭時間は削るしかない」

そう決めつけなくてもいいのです。

 

会社の責任を果たしながら、家庭を優先する働き方はあります。

今の職場で調整する方法もあります。

働き方を変える方法もあります。

会社以外の収入を作る方法もあります。

大切なのは、

家庭を優先したい気持ちを責めたり、

無視したりすることではありません。

家庭も収入も守れる形を考えることです。

 

次の記事では、家族か収入かの二択を壊し、欲張りに生きるための人生設計について詳しくお伝えしています。

👉 【家族か収入かの二択を壊す|欲張りに生きる人生設計論】

また、具体的にどんな働き方があるのかを比較したい方は、こちらの記事も参考にしてください。

👉 【家庭と仕事を両取りするなら何を選ぶべきか?働き方7つを徹底比較】

家庭を優先したいと思うことは、無責任ではありません。

その気持ちを、逃げではなく現実的な設計に変えていきましょう。

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